ワタシが講師を担当しているMAIC Image Branding Internationalの国際イメージコンサルタント養成講座は、18期から初級講座がオンライン講座になりました。
オンライン講座中自分の顔が見えるわけで、いやでも意識せざるを得ない状況(苦笑
昨年のロックダウン後、APIC(アジアパシフィック・イメージコンサルタント協会)でZoom映えの研究をしたんです。なのでヘアメイクでの注意点は実践していたのですが、ちょっと気を抜いちゃう日ってあるじゃないですか。そんな日もZoomは容赦ないんですよね。
「あれ?昨日と顔が違うな」と思ったその日は、デンキバリブラシをサボった日でした。
右の未使用写真の方、顔がぼんやりとしていて全体的にたるんでますよね。この日の方がメイクは気合入れているにも関わらずです。
デンキバリブラシは芸能人も愛用者が多い美容機器。低周波の刺激でむくみがスッキリして、小顔効果やリフトアップ効果があります。
普通だったらサボっても自分では気づかないんでしょうけど、オンラインだと自分の顔をずっと見てるわけですから気付かざるを得ない・・・。Zoomの前は絶対にデンキバリブラシをしようと心に誓いました。
そんなことがあった後日。
リアルメイクのままで映るのと、Zoomメイクで映るのとでどれくらい顔が違うんだろう?と試してみたら、もう全然違って驚くと同時にこれからはリアルメイクでZoomに映りません!と心に誓いました。(誓ってばっかり笑)
左のBeforeがリアルメイクでZoomに映った時。右のAfterはZoomメイクして映った時です。
もう全然違いますよね。左のBeforeちゃんとメイクしてるんですよ。なのにノーメイク?ですよね。
Zoom使うときは、光の力でお顔のアラを飛ばしまくってます。なので普段メイクだと光で色が飛んじゃうので、普段より”盛る”必要があるんです。
何をどう盛ってるのか、ご紹介しますね。
アイシャドウ
いつもよりガッツリと濃く入れています。
ワタシの顔型は面長なので、顔型カバーのために目の下にもアイシャドウ入れていますが、目尻から黒目付近までいつもより濃い色を使いました。
アイライン
最近リアルメイクでサボりがちなんですけどね。オンライン講座開催のある日、MAIC ako代表のお顔が「あれ?いつもと違うな」と思ったんです。あとで聞いたらその日はアイラインを引くのを忘れていたとのこと。ご自身のInstagramでアイライン有無の写真を並べて投稿されていたのですが、目の大きさだけじゃなく目力が全然違って!
なのでちゃんとアイライン入れました。リアルより太めにしっかり入れています。
ちなみに、Afterでもマスカラするの忘れました。
シェーディング
まずは顎下とおでこの生え際にしっかりと。シェーディングパウダーだとどうしてもガッツリ入りづらいので、スティックタイプを使っています。リアルだと恥ずかしいくらい入れてます。これは面長の顔型カバー観点です。
そしてもう一つ、眉頭から鼻筋と鼻筋が通るように小鼻にかけて入れています。これはシェーディングパウダーを使っています。光で顔が明るくなる分、お顔の凹凸が分かりづらくなりのっぺり見えがちなので。もうちょっとしっかり入れても良かったかなと思ってます。
シェーディングパウダーはCANMAKE シェーディングパウダー04を愛用中です。黄みがないピンクブラウンなのでパーソナルカラーがブルーベースの方におすすめです。
リップ
リアルで似合う暗めカラーは唇に血色が出なかったり、黒ずんで見えてしまいます。Afterでは下の写真で持っている蛍光オレンジのような彩度が高い色を使っています。
釜山で買ったんですが、どこのブランドで買ったのか忘れてしまい、リップを見てみたんですが、ブランド名らしきものが見当たらないんです。どこで買ったんだろう。
チーク
チークもいつもより濃く!なのですが、気を付けないと濃くし過ぎになるので、Zoom画面を見ながらちょっとづつ色を足すのがコツかなと思います。
ハイライト
ハイライトはリアルメイクでも使っているのですが、この日は忘れていたので、Afterだけ使っています。目の下(目尻)・眉下(眉尻)・鼻筋に入れています。
ハイライトはたくさん持っているのですが、最近一番使っているのはCEZANNEのパールグロウハイライト01です。このハイライト、アンジャッシュ児嶋さんのYouTubeを見て買ったんですよ。YouTubeで児嶋さんがメイクをする企画があるのですが、そこで使っていたんです。画面を通して見ててもキラッとツヤっとしていたので、すぐに買いに行きました。
鏡面のような輝きなので、パーソナルカラーで清色が似合う方(春・冬)におすすめです。
髪型
Beforeは毛先を軽くくるんと巻いただけですが、Afterは耳周りにカールをつけました。画面を通すと立体感が伝わらず平面で見えるわけなので、リアル以上に重く見えたりするので注意が必要です。ワタシは耳の下くらいだけ明るいカラーを入れているので、その分軽さは出ているかと思いますが、それでも耳周りにカールを入れた方が動きが出るのでより軽さが出てますよね。
コテはヘアビューロンを愛用中です。
イヤリング
イヤリングは大きめのものが断然映えます。お顔周りが明るくなります。
BeforeとAfterのイヤリング、同じデザインのサイズ違いなんです。Afterのものはだいぶ大きいですが、画面に映るときはこのくらいの方がインパクトあっていいみたいです。YouTube撮影した時にも色々試したのですが、こちらが一番評判良かったんです。
イヤリングは、セシル・エ・ジャンヌのもの。パリ発のブランドです。色がきれいだったり、デザインが好きでコレクションしてます。
こうして書くと、Zoomメイクは大変そう面倒そうと思われるかもしれませんが、基本は普段より濃くすればいいので、そんなに手間がかかるものではないかなと思います。
あと、”Zoomでは光の力で顔のアラを飛ばしているので~”と書きましたが、今はリングライトで光を足すことはしていません。それなくしてOKな機能がZoomに搭載されたんです。
Zoom設定>ビデオ>低照度に対して調整にチェックをし、手動を選択して調整します。
この設定でリングライトいらずになるので、ぜひ試してみてください。
Zoomで自分の顔がよく分かるからこそ気付くことが多いです。
写真のようにその瞬間だけを切り取ったものを見るわけではないので、話し方とかも気になってしまう。
イメージコンサルタントは印象演出のプロフェッショナル。こうして自分を研究するのもいい勉強になりますね。また工夫したことがあったらご報告したいと思います。