40代からの洋服選び 7つのポイント

40代も後半になってくると、今までと同じように過ごしていても体型の変化が出てきますよね。そして今まで似合っていたお洋服も、ちょっと違うかな?と思うようになったり。また、より着心地を求めたりするように。

ワタシも30代までは何を着ていてもそんなに違和感を感じるようなことはなかったように思います。周りはそうは思っていなかったかもしれませんが、少なくとも自己満足はできていたということで(笑。
ですが40代後半以降になってきたら、似合わないとイタく見えたり、老けて見えたり、より年齢を感じさせてしまうようになってきました。なんなんでしょう、これって。若さの勢いってあるんですかね。


ワタシの持論ですが、
年齢を重ねた女性が洋服を着こなしている=自分に何が似合うかを知っている魅力的な女性
だと思っていて、40代以降は洋服選びも、より精査が必要な年齢なんだと自分のこともあって実感しています。

とはいえ洋服選びって難しい。というわけで今回は、洋服選びで気を付けたい7つのポイントをご紹介していきたいと思います。


1.痩せて着ようは結局着れない

コレ着るためにダイエットする!
そんなモチベーション ワタシは大好きです。ですが、残念なことに特に40代中盤を過ぎると昔のようにすぐには痩せないもの。痩せないままシーズンが終わる可能性ありです。

ここは潔ぎよく痩せてから買いましょう。きっとその時もっといい買い物が出来るはず。

ちなみに、ガードルなど下着でカバーできる範囲だったらいいと思います。下着で締めるのが苦手ならやめておく方が無難です。


2.スタイル悪く見えるものは着なくなる

洋服着て鏡の前に立った時、太って見えたりするとガックリきますよね。それでも強行突破で着た時は一日中落ち着かない・・・

スタイルが悪く見える、も色々あります。例えば、

  • 太って見える
  • 気になるパーツが目立つ(お腹・脇肉・背中、首の後ろ、膝上のお肉など)
  • 顔・頭が大きく見える
  • 背が低く見える
  • 足が短く見える

などなど。
スタイルが悪く見えると落ち着かないですよね。なのでどんどん着なくなっていきます。
試着してちょっとでも気になるところがあったら、まずは一晩考えて!
それでも欲しい時はカバーして着る術をお教えします。

太って見えるのはデザインだけじゃなく素材も大きく影響するので、素材選びも重要です。ワタシは年齢と共に上半身の大きさが気になっているので(背中に肉が付いてきてしまって・・・)、夏のトップスで重視しているのは素材です。薄手でハリ感がない素材を選んでいます。

自分がスタイル良く見えるデザインや素材が分かっていると、お買い物で迷いや失敗がなくなります。弊社の体型診断ですべて分かりますので、気になる方はぜひ診断を受けてみて下さいね。


3.あったら使えそうは要注意

“持ってたら使えそうだから買っとこう”ってありませんか? 
特にSALEの時とかに。ワタシはベーシックカラーの羽織りものとか、オーソドックスなアイテムでやりがちでした。羽織りものだからどんな時も使えると思ってSALEで買ったものの、いざ着ようとすると手持ちのアイテムに合わなくて使えなかったり。他にも、クリース付きのかっちりした黒・紺のパンツも意外と履かなかったです。なぜ履かなかったかというと、カッチリしたアイテムがワタシの洋服に合わないからなんですが、それは今だから分かることで、買った当時は黒・紺パンツは万能アイテムだから合わないことなんてないと思っていました。


“この服に合わせたい”・”この服に合う”というように、コーディネイトが明確に思い浮かぶものや、お手持ちの洋服のテイストに合っているものは活躍してくれるはずですが、コーディネイトが浮かばないものは使えない可能性大です。

普段から、”こういうアイテムがあると こんなコーデができるな”を意識しておくと お買い物での出会いを逃しません。長さ・形・デザイン・素材を意識してイメージしておくといいですよ。


4.着心地が悪いものは着なくなる

20代の頃と違って、40代になると着心地が悪い服って手に取らなくなっていきませんか? 例えば、

  • 着るとチクチクする
  • 胸元の開きが気になる
  • 息苦しくなるタートルネック
  • スカートの丈が短くて気になる
  • 腕が回しづらいなど動きにくい
  • 重たいニットやコートやカバン

同年代の友人は素材にこだわっています。着ていて心地いいからと手触りが良いものを選んでいます。ワタシが最近一番気にするのは重さです。服も鞄も重いものは疲れてしまうので、”軽いこと”を重要視しています。ちなみにネット通販で届いてがっくりする場合、理由はほぼ重さです。面倒で重さを確認しないでポチっとした時にやらかしてます(苦笑
次に動きやすさを重視しています。ずっと欲しくて買った黒のライダースジャケットは、やけに革が硬くて動きづらく、結局着るのは柔らかい革で動きやすいアイテムだったりします。
20・30代の頃って、着心地なんてあまり考えてなかった気がしますが、段々と良いものが分かってきているってことなんでしょうか。

きっと人それぞれ着心地に求めるものってあると思います。自分が着ていて心地いいものを選ぶと、長く愛用できるはずですよね。


5.この色は持っていないから、と買う必要はない

“この色持ってないから”という理由で買ったことありませんか?似合う色(パーソナルカラー)ならいいのですが、”似合う色かは分からないけど、持ってない色だから”であれば要注意です。

なぜなら、持っていない色は似合わなくて無意識に選んでいない可能性もあるからです。試着してみてしっくりこなかったから買わなかったのかもしれません。似合うかわからない色を揃える必要はなく、似合う色を揃えると活躍するアイテムになるはずです。(しっくりこない色って結局着なくなりませんか?)

パーソナルカラーは顔周りに取り入れていただきたいので、お洋服だとトップスに取り入れていただくと効果的です。似合う色を着た時の効果は、[パーソナルカラーの基礎知識]のブログでご紹介しているのでよろしければ参考に見てみて下さいね。


6.生活スタイルに合わないものは着なくなる

例えば、半径6㌔は自転車移動してるワタシには、ヒラヒラ長いロングスカートは車輪に巻き込まないかとヒヤヒヤで、結局段々と着なくなります。(実際に巻き込んでダメにしたスカートが2着あります・・・)
冬は前がしっかり閉まるコートじゃなきゃ寒いし、裏起毛パンツを選んじゃいます。
毎日お子様と公園で走り回る方ならスカートよりパンツの動きやすい服とか、人それぞれの生活スタイルに合う服ってやっぱり活躍するアイテムになりますよね。結局、活躍するアイテムはその時の生活スタイルに合ってる服!

もちろん着ていくところがあるなら買っても大丈夫。ワタシもお仕事用のコートやスカートは別に揃えています。自転車には向かないものですが、お仕事の時はさすがに電車移動なので、ちゃんと活躍アイテムになっています。


7.若作りは老け見えに注意

年齢を重ねていくと似合うものが変わってきますよね。弊社の体型診断で使用するツール”3Dプロポーション体型分析ツール”では、採寸結果からスタイル良く見えるアイテムが分かるのですが、中には年齢による判断もあるんです。ミニスカート・ニーハイブーツなどある一定の年齢以上になると年齢が理由でNGになります。ちなみにこのツールは海外のツールなので、年齢が理由でのNGアイテムは日本だけの話しではありません。

似合わない若作りはかえって老けて見えることに。
「自分は若く見えるからまだいける」と過信は禁物です。

ワタシが気をつけているのは、フェミニンなアイテムやカジュアルなアイテム。10・20代では毎日着ていて一番似合っていたはずのTシャツの似合わないこと似合わないこと。30代まではイケていたはずのAラインワンピースのイタいことイタいこと。
昔と同じようには着れないので、着る時は年齢に合わせて着方も更新しないとキケンなことを実感しています。

この年齢だからこそ似合うもの、似合う着こなし方があるので、年齢に合わせてファッションも素敵に更新していきたいですね。


いかがでしたか?似合うものが変わってきてお買い物で迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。お買い物で迷った時にこの7つのポイントを思い出してみて下さいね。また、ステイホームで断捨離をした方も多いですよね。この7つのポイントは断捨離の観点にも使えると思いますので、参考にしてみてください。

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