起業している方は、ご自分の商品やサービスのブランドイメージがあるかと思います。
商品やサービスに抱いて欲しい印象は、高級感?手軽さ?堅実さ?
でも。
商品やサービスに自信があるのに売れない
そんな方もいるのではと思います。
その原因は色々とあると思いますが、もしかしたら売れないのは
ブランドイメージがちゃんと伝わっていないことが原因かもしれません。
ターゲットの目に入るものは、ブランドイメージを表現できているものになっていますか?
ブランドイメージが統一できていますか?
人は目に見えるもので印象を瞬時に判断する
よく「人の第一印象は3~5秒で決まる」と言われています。
それくらい人は目に見えたもので瞬時に印象を判断します。
だからこそ、目に見えるものはブランドイメージに合ったものになっていて、
常にターゲットに一貫したブランドイメージをアピールしていくことが大事です。
目に見えるものとは?
では、目に見えるものってどんなものがあるでしょうか?
色々なものがありますが、多くの方に共通するものを例としてお伝えしたいと思います。
ホームページ
ホームページのデザインでブランドイメージを印象付けることができます。
上の写真のホームページを見てもデザインでブランドイメージの印象が変わることがお分かりになるかと思います。
デザインでまず決めて欲しいのが色です。
ブランドカラーやご自身のテーマカラーがある場合は、その色を使うといいですね。
まだブランドカラーやテーマカラーを決めていないという場合は、これを機に決めるのをおすすめします。
色は見た時に何等かのイメージを与えます。そのイメージに合わせた色をブランドカラーに設定することで、その色の力でよりブランドイメージを印象付けることが出来ます。
代表的な色と色が持つイメージをご紹介しますので参考にしてくださいね。
またHPに使う写真もどんな写真を使うかでイメージが変わってきます。
例えばエステサロンのHPに女性の写真を使う場合、下の写真例のどの写真を使ってもイメージは同じでしょうか?違いますよね。
このようにどんな写真を使うかでもイメージは変わってきます。
又、HPにはお仕事風景としてご自身の写真が載ることも、プロフィール写真を載せることもあると思います。
もちろん、ご自身がどう写っているかもブランドイメージに影響します。
プロフィール写真撮影について過去のブログに書いていますので
宜しければ参考にしてくださいね。
ブログ[プロフィール写真撮影を成功させるための事前準備]はこちら
▶HPのポイントまとめ
- デザインの色
- どんな写真を使うか
- プロフィール写真
SNS
集客のためにSNSは欠かせない手段となっていますので、何らかのSNSはやっているという方が多いと思います。
特にInstagramは他のSNSに比べて、画像や動画がメインコンテンツとなっているため、ブランドイメージを出しやすいという特徴があります。
ここではInstagramを例にお伝えしますね。
Instagramも、まずは投稿に使う色を決めましょう。
ワタシはテーマカラーが青・ピンクなので、このようにしています。
投稿のデザインもブランドイメージに合わせましょう。
例えば美容系商品を紹介する投稿も、下の例のように使う写真のテイストやフォントや色で印象が変わってきます。
▶SNSのポイントまとめ
- 投稿に使う色
- どんな写真を使うか
- どんなフォントを使うか
名刺
名刺のデザインもブランドイメージに合わせたものを作りましょう。
ブランドイメージに合わせてデザイナーさんに発注してもいいですし、
そこまで予算を掛けずに作りたいという場合は、今はおしゃれな名刺を作れるサイトも多いので、そういったサイトを利用するのもおすすめです。
既存デザインからブランドイメージに合うものを選んで作成しましょう。
そして名刺の色もテーマカラーを取り入れて下さいね。
HP・SNS・名刺とテーマカラーを取り入れることで、ブランドイメージの統一感がより生まれます。
あとデザインには関係ないのですが。
以前、紙がペラペラ(薄い)の名刺を頂いたことがあります。
大量の名刺交換が目的のビジネス交流会だからいい名刺は勿体ないとか事情があると思いますし、それは個人で判断して頂いてOKですが、ブランドイメージ的にマイナスになることは頭に入れておきましょう。どうしても安っぽさが出てしまい、この方のサービスに興味は持てませんでした。
▶名刺のポイントまとめ
- デザインをブランドイメージに合わせる
- テーマカラーを使う
オフィスや店舗の雰囲気
もしオフィスや店舗を持っている方だったら、オフィスや店舗もブランドイメージに合わせましょう。
ナチュラルなイメージであれば、明るいウッド系の家具や観葉植物を置いたり、色もグリーン系などナチュラルカラーだとイメージに合いますよね。
重厚な高級感がイメージであれば、ダーク系の色がイメージに合います。
あくまで一例ですが。
▶オフィス・店舗の雰囲気のポイント
- ブランドイメージに合った家具や色を使う
自分の身なり
自分の身なりもお忘れなく!です。
例えばオーガニックがウリのエステサロンを例に考えてみましょう。
店舗の雰囲気・SNS投稿・名刺が下のようだったら、ブランドイメージに合っていますし統一されていますよね。
ですが、HPのプロフィール写真やSNSで見るサロンオーナーが次の様だったらどうでしょうか?
ブランドイメージとは大きく違いますよね。地球にやさしい感じがしない(笑
このように何を着ているかでイメージが変わります。
エステサロンのブランドイメージよりも、「成功しているサロンオーナー」と見られることを優先したいといった場合はそちらを優先して頂いて大丈夫です。
ですが、ご自身がブランドの広告塔となる場合は、ブランドイメージに合った外見は欠かせません。
あくまで例ですが、オーガニックを売りにしているエステサロンであれば、こちらのような外見の方がブランドイメージに合いますよね。
但し、似合っていない洋服はかえって印象を下げてしまいますので、似合っているか不安な場合やブランドイメージに合う洋服が分からない場合は、プロの手を借りることをおすすめします。
今のご自分のお洋服がどんなイメージに見られているのか、イメージ診断テストがありますので、興味ある方はぜひやってみて下さいね。
▶自分の身なりのポイント
- 自分がブランドの広告塔ならばブランドイメージ合った身なりにする
- 似合わないものはかえって印象を下げるので注意
ブランドイメージを決めて、統一する
ここまでブランドイメージに合ったものをとお伝えしてきました。
なので、そもそもブランドイメージがあることが前提です。
これから起業するという方の中には、まだブランドイメージが固まっていないという方もいらっしゃると思います。
ここまで書いたように、起業したら必要になるもの(HP・SNS・名刺など)はブランドイメージが決まっていればどんなデザインにするのか、どんな色を使うのかの判断がしやすくなります。
なので、まずはブランドイメージ・ブランドコンセプトを決めることをおすすめします。
というのも、ワタシは起業時にコレが決まっていなかったんです。
(そもそも決めなくてはいけないことも知らなかったという体たらくぶり・・・)
なので、最初に作ったHP・SNS・名刺、全て作り直しになりました。
かなりの無駄遣い・・・
そんなワタシのような失敗をしないように、ブランドイメージ・ブランドコンセプトをしっかり決めることをおすすめします。
そしてここまでブランドイメージに合った色・テーマカラーを使おうと書いてきました。
テーマカラーが青という場合、青も色々な青がありますので、どの青なのかを決めておくこともおすすめします。
どの青なのか決めたら、色番号を控えておくと便利です。
どんな青があるのか、その色番号は、それが分かるサイトがありますので、そちらを見てみて下さいね。
ワタシがよく見ているサイトをご紹介しますので宜しければ参考にしてください。
ターゲットの目に入るもののブランドイメージを統一することで、伝えたいイメージがより伝わりやすくなります。
HP・SNS・名刺・オフィスや店舗・ご自分の身なりがブランドイメージに合っているか、統一されているか、見直してみて下さいね。
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